ヘモグロビンは正常範囲ながら
鉄欠乏性貧血になる前の「鉄欠乏状態」
これを表す「フェリチン値」なるものがあるとか。
体に作用する鉄分として
「すぐ使われるもの(ヘム鉄)」
「貯蔵されて不足時に使われるもの(フェリチン鉄)」
に分類されるとのこと。
フェリチンは、鉄を貯蔵する役割をするタンパク質とのことで
フェリチンの量を調べれば、貯蔵された鉄の量を推定できるとか。
昔はヘモグロビンしか調べてなかったので貧血と診断されずに
ずっと体調不良になっていたのが、フェリチン値を調べることで、貧血と診断できるように
なったんだとか。
鉄の貯蔵自体は、食事で摂れる量よりも少し多めの鉄錠剤を半年くらい服用していれば
増えていくとのことだけれども
比較的好きなものを食べ分けられるようになった昨今では
偏食の食習慣から鉄不足に陥りやすい。
鉄分を消費する女性なら、なおさらのこと。